リフォームはまとめてする×こまめにする!どちらがお得?
こんにちは!
HandsFactoryの建築知識・雑学猛勉強中のアベタケです。
皆さんはリフォームをする時はまとめてしますか?それともこまめにリフォームしますか?
ちゃんとリフォームをするなら損得はなく一緒じゃないの?っと思いませんか?
今回はどのような選択がいいのかをお話したいと思います。
初めにリフォーム・リノベーションをしようとするとライフサイクルコストが重要になってきますので、
簡単にライフサイクルコストについてご説明したいと思います。
◆ライフサイクルコストとは?
住宅でいいますと、設計・購入・管理・解体・破棄までの一連の流れの総額をライフサイクルコストと言います。
簡単に分けてみると、
・設計(デザイナーに考えてもらった金額)
・購入(住宅全部にかかった金額)
・管理(光熱費・水道代・修繕費など管理するのにかかる費用)
・解体(住宅を取り壊す費用)
・廃棄(木材やコンクリートなどの廃棄費用)
このように構造物に生涯にかかる総額をライフサイクルコストと言います。
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ここからが本題のリフォームはまとめてするのか?こまめにするのか?についてお話をしていこうと思います。
まず結論から言いますとまとめてするほうがお得になります。
外壁塗装をするなら工事できるように足場を設置しますので、外壁塗装の時に雨どい交換もできますし、
屋根の工事も一緒にすると足場の設置費用が1回で済みます。
他にも、キッチンを変える為に水回りも一緒に工事をするなど、まとめてするだけで無駄なく工事が出来ますが、
デメリットとしては、1つの箇所を工事する訳ではないので、まとめて払う金額は大きくなってしまいます。
工事の修繕や交換の目安は下記の画像をご覧ください。
画像は木造住宅で判断しています。
※2 参照先
画像を見てもらえれば分かるように20年経った時が1番重なります。
これを全部するとなると金額が高くなりすぎて後回しにする方も多いかと思いますが、
後回しで何かが起きていて悪化してしまうと、余計にお金がかかってしまったりしてしまいます。
修繕積立をしていても足りなかった方は、状態を専門家に見てもらいどれを優先して行うべきか判断してもらいましょう。
年数が20年経ったから絶対に修繕や交換をしないといけない訳ではなく、
ちゃんとメンテナンスをしていて、管理状態が良ければ修繕や交換をしたとしても金額が安くなったりして、
お得に工事が出来、お家にも優しい住宅になっていきます。
◆まとめ
これを見てくださった方の中にも私はこまめにリフォームしているっていう方もいるかと思いますが、
こまめにリフォームすることが間違えと言うことではなく、
メンテナンスや点検はこまめにして、買い替え・交換などお金のかかる事はまとめてすることで節約になります。
現在リフォームをお考えの方や、今後リフォームしたい箇所がある方は、
まとめて工事をすれば費用が高くなってしまいますが、今後長い目でみてみると節約にも繋がり、
マイホームの健康状態も長く保つ事にも繋がりますので、適切な交換やメンテナンスをおこなう事を心がけてみてください。
以上の事を少しでも参考にしてもらえれば幸いです。
リフォーム・リノベーション・新築で何かご質問があればHandsFactoryにご相談ください。
※1 ブログ 住宅のライフサイクルコストについて
https://hands-factory.co.jp/cat_blog/20181108/
※2 一級建築士事務所Office Yuu「家のライフサイクル表」
https://allabout.co.jp/gm/gc/30899/
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