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2019.02.01

日本と欧米の住宅耐用年数の違い!?

こんにちは!
HandsFactoryの建築知識・雑学猛勉強中のアベタケです。

前回のブログでもインフルエンザにお気をつけくださいっと言いましたが、
インフルエンザが流行している理由の一つに熱が37℃くらいまでしか上がらず、自覚症状が余りなくて感染が広がっているみたいです。
特に予防注射をしている方、解熱剤や鎮痛剤などの薬を服用してい方、年配の方が多いようですので、
当てはまる方は38℃以上の熱が出にくいみたいですので、熱があまり出ていないから大丈夫だと自己判断は禁物です。
マスク、手洗い、うがいをしっかりとし、予防を万全にして病院に受診をしてください。

さて、今回は日本と欧米の住宅耐用年数と住宅への意識の違いについてお話していこうと思います。

まず、皆さんは日本と欧米の住宅の平均耐用年数ってご存知ですか?
日本の木造住宅の平均耐用年数は26~30年だと言われています。
他の国はどうでしょうか?
・フランス・ドイツは60年以上
・アメリカ70年以上
・イギリス80年以上
上記を見ても分かるように日本だけ極端に低い年数になっています。
こんなにも違いがあるとは思っていませんでした。
日本も欧米も木造住宅が多いですけど、皆さんはどうお思いになりましたか?
なぜ日本の耐用年数が低いのか1分ほどでもいいので、下記を見る前に少し考えてみてください。

それでは「なぜ日本だけ短いのか?」ですが、今回は3つ理由を考えてみます。

◆家を買う=新築の考え
皆さんも住宅購入や考えている時に新築と言うワードが頭に浮かびませんでしたか?
これは新築の供給を重視していたからで、まだまだ元気なお家を壊しては建て直してを繰り返していましたので短くなっている。
そして家を買うなら新築が当たり前になってしまい現在の「空家問題」繋がっています。

◆税法の違い
日本の減価償却では家を建ててから22年すれば住宅の値段がほぼなくなってしまう法律なので、
修繕やリフォームをしても価値が上がらないからちゃんとメンテナンスをしている方が少なく、
日本は住宅投資(リフォームなど)をしている方は27%に対して欧米は50%を超えていて住宅を長く住めるようにしています。
他にも欧米は日本とは違い建物を重視していますので、築30年の家でもメンテナンスをしていれば売買の時に高い値段で取引が出来る事も、
お金をかけてメンテナンスをする一つかもしれません。

◆地震や四季
日本は地震大国と呼ばれているほど地震が多く日本付近でマグニチュード6以上の地震が全世界の20%も発生すると言われているほど地震が多く、
地震での木材の痛みや、外気との結露などが原因で木材が腐敗してしまい結果的に長持ちしなくなってしまっている!

以上のような理由が上げれると思います。
他にも理由はあると思いますが今回は3つだけ書いてみました!!

現在はまだ新築の流れが強いですが、徐々に中古住宅の需要も増えてきています。
国も長期優良住宅に力を入れていて200年住宅と言う言葉も聞いたことある方もいると思いますが、
これからの住宅は1世代で建て直すではなく、定期的なメンテナンスをして、キレイに保っている住宅がちゃんとした評価が受けれる住宅が増えてくると思います。
その為にも適切なメンテナンスが重要になりますので、少しでも気になる事や〇〇万円の予算内で出来る事なのか?
希望のリフォームにはどれくらいのお金がかかるのか?など御見積りだけでもお気軽にお問い合わせください。

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