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2018.09.27

塗料の油性と水性のメリット・デメリット

こんにちは!
HandsFactoryの建築知識・雑学猛勉強中のアベタケです。

皆さんはDIYした事ありますか?
最近はテレビ番組で芸能人の方がDIYをしていますよね!!
紹介が上手で自分でも出来るのでは?っと思ってしまうほどです(笑)

実際やってみると、なかなか上手く出来ませんよね!
ですが、DIYはやってみるとやりがい・満足感・達成感を感じられると思います。
それが難しい事・簡単な事どちらでも良いと思います。
失敗してもいいから1度やってみると楽しくなるかもしれませんね!

前回の「外壁塗装の工程、注意ポイント」でお話した通り、私は塗装業に勤めていたので、
DIYで役に立つ知識として、簡単に水性と油性のメリット・デメリットをお話しますね!
外壁塗装の工程、注意ポイント↓
https://hands-factory.co.jp/cat_blog/20180913/

まずは、水性と油性の違いは溶剤で、溶剤とは混ぜ合わせる液体の違いで、
水性は水で、油性は塗料の薄め液(シンナー)を使います。
塗っている時の雨はダメですが、乾いた後なら水性でも油性も流れ落ちる事はないので、安心してください。

水性のデメリット
・塗料の密着性で劣る。
・気温が低いと乾かない場合がある。
・高性能のものは割高。

気温の低い時期は、乾くのに時間がかかってしまう事があります。
塗る際は、ちゃんと乾いているのを確認しないと、
2度塗りをした時に塗料が引っ張りあって、綺麗に仕上がりにくいのでご注意ください。

水性のメリット
・においが少ない。
・保管しやすい。
・取り扱いがしやすい。
・価格が低め。

1番のメリットはにおいが少ない事です。
ですから、室内では使いやすいし、使える場所も多くなります。

油性のデメリット
・有機溶剤(シンナー)に強いにおいがある。
・保管時に注意が必要。
・扱いの手間がかかる。
・水性塗料より価格が高め。

デメリットは独特のペンキのにおいです。
油性塗料は、薄め液がシンナーですので、屋外で使用しましょう。
室内の物を塗りたい場合は、外に持ち出すか、十分に換気が出来る状態で行ってください!
換気が出来ていても、2日~3日はにおいが残ってしまいます。
また、有機溶剤(シンナー)は燃えやすく、火気厳禁のため、塗料の保管場所にも注意が必要になります。
塗料を薄める際や、ハケなどの用具を洗う際にもペイント薄め液などが必要になりますので、扱いの手間がかかります。

油性のメリット
・壁や金属面に色が付きやすい。
・一般的な水性よりも塗料の密着性が強い。
・光沢、乾燥時間、耐久性に優れている。

金属面などには、水性塗料よりも塗装が塗りやすい特徴があります。
水性塗料では下塗りが必要な箇所にも直接塗りやすいため、塗装の工程が少なくて済む場合があります。
また、一般的に水性塗料よりも乾燥時間が速い、耐久性に優れている点も大きな長所です。

以上がメリット・デメリットです。
まとめてみると、
・油性は室外で使い、金属部分、プラスチックなどに使いやすい。
・水性は室内で使い、木材の物に使いやすい。
こんな感じで使い分けてみてくださいね!

DIYはやってみると楽しく、一つ物が完成すると他の物も気になり、
知らない内に、DIYの虜になっているかもしれませんね。
これからも住宅の事・リフォーム・リノベーション・DIYの事を載せていきますので、
宜しくお願いします。

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