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2018.09.03

耐震・制震・免震の違い

こんにちは!
Hands Factoryです。

9月に入りましたが、まだまだ日中は暑い日は続いていますね。
夜は少し涼しくなってきて、過ごしやすくなってきていますね。
ですが、9月からも30度を超える日が続きますのでお気をつけください!!

ところで皆さんは先日の夜に発生した地震に気がつきましたか?
地震に敏感になっている私はすぐに気づいて、ドキドキしながら震度を調べたところ...
松山市は震度1でした(笑)
震源の場所は、時々地震の発生源となっている伊予灘の沖でした。

そこで今回は、おウチの地震対策についてのお話をいたします。

おウチの地震対策について、どのようなものがあるかご存知ですか?
お家を守ってくれる地震対策には耐震・制震・免震があります。

簡単に耐震・制震・免震の違いを分けますね。
・耐震は揺れに耐える
・制震は揺れを吸収する
・免震は揺れを伝えない
これが耐震、制震、免震の違いですが、これだけでは分からないと思うので、
メリット・デメリットで説明しますね。

「耐震」
壁や柱を厚く、太くしたり、補強材を入れて建物自体を強化する方法。
後付けも可能で、建築済みの建物に後付で耐震ブースを外側から設置したりします。

市役所や学校など、すでに建設済みの大型の建物に、後付で地震対策をしようとした時などにも利用される方法です。
耐震とは、簡単に言えば建物を固くして倒壊しないようにする。

メリット
・建物が丈夫になる
・倒壊しにくくなる
・後からでも補強できる
デメリット
・大地震の連続した揺れで損傷、倒壊の恐れがある
・建物の中が揺れる為、食器棚やタンスなどが倒れて2次災害の可能性が高い
・震災後の修繕にコストがかかる恐れがある

「制震」
制震材などを設置し、建物が揺れだしてもすぐに抑えられるよう、揺れに対するブレーキ力を付けるという方法。
地震対策構造で、建物の中に制震ダンパーと呼ばれる振動軽減装置を入れ、地震のエネルギーを吸収します。
建物と基礎部分に免震装置を置くため、耐震のように後からの設置は難かしく、
新築やリノベーションをする際に設計する必要があります。
ビルなど高い建物には有効です。

メリット
・建物、躯体への被害が少ない
・免震に比べてコストが少ない
・2階や3階の揺れが軽減される
デメリット
・基礎に固定されている為地震の揺れは直接伝わる
・制震装置の設置の関係上、土地が狭いと不向き
・地面にくっついているため、地盤が弱いと導入できない

「免震」
基礎と土台の間に免震装置というものを置き間接的につなぐ方法。

メリット
・耐震、制震と違い揺れを減らせる
・建物の被害が少ない
・建物も中も揺れを抑えれる為、食器棚やタンスの転倒が少ない
デメリット
・3種類で1番コストがかかる
・横揺れには強いが、縦揺れには弱い
・制震と同じく土地が狭いと不向き

以上が耐震・制震・免震のメリット・デメリットです。

皆さんがお住いのおウチの地震対策はこの3つのどれに当てはまりますか?
どれにもメリット・デメリットはありますがどの工法でもちゃんとお家は守ってくれています。
大きい地震が起きた際に、タンスや食器棚が倒れるなど2次災害も考えられるので、
倒れないようにするのも対策ですね。

ご自身で少し対策をしていると、いざという時に安心です。

今開催している「今在家リノベーションハウス完成見学会」のおウチは、
耐震補強もしていますので、ぜひ、この機会にご来場をお待ちしております。

見学会・お問い合わせはこちら↓
https://hands-factory.co.jp/event/imazaike

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