News&Blogお知らせ・ブログ

HOME > Blog > 断熱工法のメリット・デメリット
AllNewsBlog
Archive 
Blog
2018.08.06

断熱工法のメリット・デメリット

こんにちは!!
HandsFactoryの建築知識・雑学猛勉強中のアベタケです。

最近は口癖のように、暑いと言ってしまうくらい暑いですね。
あまりの暑さに先日、去年と今年の猛暑日の日数を調べてしまいました(笑)
結果は、松山市の去年の7月は猛暑日が4回だったのに、今年の7月は猛暑日が6日もありました!
やはり暑かった。
去年の最高気温は8月に37℃を超えていて、今年の夏はどうなるか不安です(笑)
8月からも気温が高い日が続きますので、充分にお気を付けください。

今回は、暑い日が続いていますので「断熱工法のメリット・デメリット」についてお話いたします。

皆さんのお部屋のエアコンの効き目はいかがですか?
効きが悪いと、エアコンが壊れているんじゃないかと思いがちですが、もしかしたら断熱効果が低いことが原因かもしれません。

断熱効果が低いと実際どれくらい温度が違うの?って話ですよね。
皆さんはどれくらい違うと思いますか?
一般的には2℃ほど違うと言われています。

2℃くらいなら変わらないんじゃない?と思うかもしれませんが、
実はエアコンの設定温度を1℃上げるだけで約10%もの節約が出来るらしいです!
断熱効果が低いと、外からの熱や冷気が伝わりやすくなり、節約も出来なくなってしまい、
快適な温度も保てないですよね。
そこで大事なのが適切な施工です。

施工方法は大きく分けて2通りあり、「充填断熱」「外張断熱」です。
違いは断熱材を家の内側に埋めるか、外側につけるだけの違いですが、
メリット・デメリットが変わってきます。

簡単にメリット・デメリットをご説明します。
充填断熱のメリット
・壁の内側のスペースに入れていくため、比較的に低コストで出来る。
・断熱効果が経年劣化しにくく、安定している。
・躯体に充填するので、敷地面積に影響しない。
デメリット
・施工の精度で影響されやすく、施工が悪いと壁の内側で結露を起こしてしまう。
・充填断熱に関する認識の違いで正しく施工出来ていない。

外張断熱のメリット
・断熱効果が高い。
・気密性が高く、室内との温度差が少なくなり、壁の中の結露の可能性が少なくなる。
・自由性が高く見た目も選べる。
デメリット
・充填断熱より工程が増える為コストが高くなる
・経年劣化しやすい傾向がある

皆さんのお住まいの断熱工法はどちらでしたか?
断熱材をちゃんと入れているのに効きが悪いとかがある場合は、
・施工がちゃんと出来ていない
・窓の断熱性能が弱い
などの原因があります。
特に窓から外気が入りやすいので要注意です。

今後の夏や冬を快適に過ごしたいと考えている方は、
充填断熱と外張断熱の両方を組み合わせて行う付加断熱という工法もありますので、
どちらがいいか迷っている場合は、付加断熱も視野に入れて考えるのもいいですね。

ご不明な点等ございましたら、お問い合わせください。
電話・メールでのお問い合わせはこちら↓
https://hands-factory.co.jp/contact/

一覧へ戻る